ゲーム翻訳マンの稽古日誌

変身中はオラ。ふだんは私です。

ゲーム翻訳マンの日頃の修行---ゲーム翻訳者になるための基礎能力をつける

オッス、オラ、ゲーム翻訳マンだ!

 

いや~「メッセージ(Arrival)」って映画よかった。AmazonのPrime Videoで見たんだけど、こんなにいい映画だったんだ。もっと早く見ておくべきだった。

 

言語学者が主人公だから、ゲーム翻訳マンとして興味津々。異星人とコミュニケーションをとろうといろいろがんばるとこ、なんか黒船が再来したときにこっそり船のとこまでいって交渉した吉田松陰もこんな感じで漢字とか書いて向こうの対清国用の通訳と筆談したのかなあ、とか考えちゃったよ。時制がない感じとか表意文字であるとか、なんか、異星人の言語は中国語に似てたな。

 

映画を見る以外にも、オラはゲーム翻訳業界の横綱目指して日頃からいろいろ基礎トレーニングしてんだ。

 

Amazonを利用した修行だと、読み放題プランで、マンガとかファミ通をガンガン読む。あと、「三国志」系のゲームに強くなりてーから、吉川英治の小説もガンガン読む。もう著作権が切れてるみてーで、ほぼ無料でダウンロードできる。Prime Videoで「三国志」のアニメ映画とか中国のTVドラマとかも見たけど、やっぱ吉川英治の小説のほうが翻訳に役立ちそうだ。

 

YouTubeも活用してる。ゲーム実況動画はほんとありがたい。とくに編集してないやつとか、台詞をスキップしてないやつとかはサイコー。英語話者とか中国語話者の実況動画も見てる。bilibili動画とかも。YouTubeでは、ゲームクリエイターさんとかの番組もすごく参考になるぞ。

 

あと、変数とかタグとかも、なんとなくでいいからちょっと意味がわかるようになりてーな。翻訳のときに、間違えてへんなふーにいじらねーように。いま書いてるブログだってその意味では役に立つ。HTML編集だとどんな感じになるかチェックできるからな。

 

修行として今後やってみてーのは、Unityかな。ちょーちょー単純なゲームでもいいから自分で作ってみれば、その経験が翻訳のときにきっとスゲー役に立つはず。